今日は、私がなぜMPUを再び始めようと思ったのか、
そのきっかけについてお話ししたいと思います。
私には、中学3年生の娘と中学1年生の息子がいます。
娘が小学5年生の秋ごろのこと。
突然、学校に行けなくなりました。
「どうして?」
最初は、その理由を必死に探しました。
学校で何かあった? 再婚して転校したこと?
小さなことから、本当は起きていない想像のこと。
自分の子育て、関わり方を責めたりもしました。
そして、なんとか学校に行けるようにと
学校では先生と家では夫と話し合う。
そんな日々が続きました。
その頃の私は正社員で働いていて、
朝の時間を取られることがストレスでたまらなかったし、
家の雰囲気が暗くなるのも嫌で、
「朝なんて、来なければいいのに…」と何度も心の中でつぶやいていました。
不登校については、本当にいろんな考え方があります。
私自身の心の流れを思い返してみると、
「どうにか学校に行かせなきゃ」
↓
「でも、本当にそれでいいの?」
↓
「じゃあ、どうしたらいいの?」
↓
「娘の幸せって、なんだろう?」
↓
「元気で笑っていられるなら、学校に行く行かないは関係ないのかもしれない」
↓
「よし、娘を信じてみよう」
こんなふうに、少しずつ変わっていったのです。
この気持ちの変化は、娘、息子、夫と
何度も何度も対話を重ねる中で起きたこと。
落ち着くまでに、半年くらいかかったと思います。
でも、あの濃い時間があったからこそ、
家族みんなが「本音で向き合う」ということを
深く体感でき、同時に私の中で「家族」について考えることが増えたように思います。
そして、コーチングを学んでいたから、
家族それぞれの想いを尊重することで、たどり着いたともいえます。
また後日、詳しいことはお話したいと思いますが、
私のように悩んで逃げ出したい状況のママが
たくさんいるのではないかという考えが徐々に大きくなっていきました。
でも、家庭の中にコーチングがあれば
逃げ出したいと思う出来事があっても、
家族で向き合いながら、
「自分たちらしい選択」ができるようになるんじゃないか。
その想いが日に日に大きくなり、
MPUを継承していた
JOSHIGOTO LINKの代表、相田彩香さんに連絡しました。
そこから、MPUの再スタートが動き出したのです。
