こんにちは。MPUコーチング代表の都築友美です。
「なんで、わかってくれないの?」 「どうして、そんなことするの?」
子どもや家族に対して、トゲのある言葉が止まらなくなる時がありました。
実際に言葉にするというより、心の中で。
そして、 イライラが止まらないとき、私の中にはいつも、カチカチに固まった「マイルール」がありました。
- 子どもは、早く寝かしつけなければならない
- 元気にあいさつは、しなければいい子と思われない
- 栄養バランスの良い食事を、食べさせなければならない
- 他の子と遊ぶときは、その子を優先させなければならない
ずっと、これが「正しい母親の姿」だと思っていました。 でも、あるときふと気づいたんです。
「……あれ? これって、本当は誰のためのルールなんだろう」
そのルールの「持ち主」はだれだろう
よくよく思い出してみると、そのルールの多くは、私自身の望みではありませんでした。
自分が子どものころに感じた母親や周りの大人からの期待。 あるいは、社会の「当たり前」が気になって。
「○○すべき」「○○したほうがいい」 そうやって自分を縛り付けていないと、「母親らしくない」と誰かに責められるのが怖かったのかもしれません。
そして、そのルールの裏側には、もっと格好悪い本音も隠れていました。
「周りからいい母親に見られたい」 「早く寝かせて、自分が楽をしたい」
子どものため、と言いながら、実は自分のためのルールだった。 そこに気づいたとき、
恥ずかしいやら、子どもへの申し訳なさやら…。いろいろな感情が出てきました。
そして最後には、あきれて笑えた自分がいました。
正解は、変わってもいい
例えば、食べ物の情報だってそうです。 「○○は体にいい」と言われていたものが、数年後には「実は控えめに」と言われることも多い。
世の中の正解がそのくらい曖昧なら、私の中の「マイルール」だって、ずっと同じである必要はないはずです。
子どもが恥ずかしがって挨拶できないなら、代わりに私がすればいい。 大人になっても食べられないものがあるんだから、一食くらいバランスが崩れてもいい。
そうやってルールを緩めていくと、一番大切にしたかった問いが聞こえてきました。
「本当は、どうしたい?」
私は、子どもたちと、家族と笑っていたいなということに気づきました。
マイルールの点検をしてみる
マイルールは、あくまでも「わたしだけ」のルールです。 だから、他の人に当てはまらなくていいし、守れなくてもいい。
そして、他人に強要できないものなのです。
もし今、あなたがイライラで苦しいのなら、一度そのルールを点検してみませんか。
それは、今のあなたに本当に必要なものですか? 本当は、もう手放したかったことではありませんか?
ルールは、いつだって書き換えていい。 大切なのは「正しさ」を守ることではなく、あなたがあなた自身の心に、正直でいられること。
私は、もっとわたしの心・気持ちを大切にしてもいい。 そう思えたとき、あんなに頑固だったマイルールが、少しずつ緩んでいき、子育てのチカラが抜けたような気がします。

