こんにちは。MPUコーチング代表の都築友美です。
今、中学3年生の娘があることにチャレンジしています。
そのために必要なのは、書類作成。
けれどただ書くだけではなく、自分自身を知ることが大切だと感じて
こちらの本を使って長所や短所、才能を整理する提案をしました。

娘は自己表現があまり得意ではないように見えていたので
「きっと取り掛かるまでに時間がかかるだろう」と思っていた私。
ところが意外にも、すぐに本を読みはじめたのです。
その本は「長所・短所・才能」が横並びで紹介されていて
偏りなく自分を見つめられる構成になっています。
娘は「短所」から自分の特性を見つけたようですが
同時に「才能もある」と認めることもできていました。
「才能なんかない」って言うんじゃないかと心配していた私は
成長を感じてとても嬉しくなりました。
(思わず「え?!才能あるって思えるの??」と嬉しさを爆発させそうになりましたが
そこはぐっとこらえて「おー、いいねー」と普通を装ったのは内緒です笑)
本を読み、書類完成まで、10日ほどかかりました。
今までなら、途中で「もうわからない」「やりたくない」と投げ出したり
私の声かけにふてくされることもありました。
けれど今回は違いました。
途中でやめず、最後までやりきったのです。
そこから見えてきたのは、娘の「本当にチャレンジしてみたい」という気持ち。
そして、周りの言葉を少しずつ受け取れるようになってきた姿でした。
今回、私が特別なことをしたわけではありません。
ただひとつ心がけたのは、「急かさない」ことでした。
「早くやりなさい」「スマホ見てないでやって」と言わず
きっと頭の中で整理しているのかもしれない。
まずは自分なりに調べているのかもしれない。
そう思って、娘のペースを見守りました。
だけどこうしてブログを書きながら気づきました。
私は「子どもはまだ未熟だ」と決めつけて、心配ばかりしていたのかもしれません。
でも娘は、私とは違う人生を生きている。
高校に進学するのかどうかすら、まだわからない。
それでも「挑戦してみたい」という気持ちがあることは、とても尊いし
応援してあげたい。
「学生」という肩書きでの学びが少なくても
「私」として経験する学びは、必ず彼女のこれからに活きていく。
そう信じて、これからも見守っていきたいなと思います。
子どもが何かに挑戦する姿は、時に親の心をザワつかせます。
「ちゃんとできるの?」「失敗したらどうしよう?」と。
けれど本当は、子ども自身が一番、自分の力を信じたいと思っているのかもしれません。
私たち親にできるのは、急かさず、良い悪いの判断をせず、ただ見守ること。
これらは、親にとってなかなかの修行ですが
私が子どものときは、そうして欲しいと思っていたなと。
今回のことで、私も学ぶことがありました。
いい経験をありがとう!